グラフィックデザイナーの仲村健太郎がボディランゲージについてリサーチし、まとめた一冊。
明らかにすること、YES/NOにわけること、解き明かすこと…書き言葉では、はっきり識別できることがよいとされる。しかし話し言葉においては、声以外にも人の身振り手振りやジェスチャー、ポーズといったものともに会話されている。身振りはメッセージをぼんやりと暗示する。暗示されるメッセージによって、私たちは単なる意味伝達以上に、人間らしくゆたかにコミュニケーションできるのだ。それは、グラフィックデザイナーが文字の内容ではなく書体選びやその配置といった、文字の外側にあるタイポグラフィに腐心することと重なるかもしれない。
曖昧なスペクトルの比喩として、表紙にホログラムの紙を使用した造本。本文はスミとグロスニスの2版印刷。
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発行・:仲村健太郎(Studio Kentaro Nakamura)
サイズ:110mm × 140mm
ページ数:96ページ
部数:300部
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